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【歌 詞】

 

※応募規約を読む限り現在も兵庫県が著作権を保有しているはずで、現行法に基づけば著作権は存続していると思われますが当の県がこの楽曲の存在自体を否定しているため許諾を得ようにも得られず、権利を放棄しているのかどうかすらもわかりません。権利保有者が問題有りと判断された場合は対応しますので、サイト作成者までご一報願います。なお、作詞者のご遺族からは承諾を得ています。

 なお、この楽曲は日本音楽著作権協会(JASRAC)のデータベースには登録されていません。

 

 

兵庫県民歌(昭和22年制定)

 

作詞 野口 猛 

作曲 信時 潔 

一、

 

 わき立つ喜び 日本のあけぼの

  長夜の眠りは 覚めたり今こそ

   大道(だいどう)開かる 布(し)く新憲法

    ゆく手は明るし 民主の楽園

  いざわれら 共に起たん

   建設の 力ぞわれら わが兵庫

 

二、

 

 あかるき海原 みどりの山々

  野の幸ひらけて 恵みはゆたかに

   伸びゆく産業 港のにぎわい

    いさおは継ぐべし 国土にふたたび

  いざわれら 共にゆかん

   復興の 先駆(せんく)ぞわれら わが兵庫

 

三、

 

 歴史ははるけし 文化の水上(みなかみ)

  さやけき流れに 輝く人の名

   ゆるがぬ伝統 たゆまぬ躍進

    使命はあたらし 世紀のこの朝

  いざわれら 共に掲(あ)げん

   民族の 誇りをわれら わが兵庫

 

四、

 

 こぞれりこの民 祖国の再建

  希望の光は 天地に満ちたり

   重荷にひるまず 心をあわせて

    進むはひとすじ 世界の平和へ

  いざわれら 共に遂(と)げん

   永遠の 理想をわれら わが兵庫

 

(出典)神戸新聞・1947219日付2面「兵庫県民歌決る」※原文は旧字・旧仮名遣い

写真は「神戸観光壁紙写真集」の素材を利用

 

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